【感想】ファンタスティック4:ファースト・ステップを見た!

 こんにちは、ジロー・アラードです。
本日、前々から気になっていた映画、

ファンタスティック4:ファースト・ステップ

を見ました。

いやぁ、去年公開の映画だったんですけど、これは映画館で見たかったかもってなるシーンも要所要所であったり、
でも場所に縛られずとも面白い映画です。

さて、ファンタスティック・フォーって一体全体なんなのか
詳しくは公式から配信されている本編映像切り抜きの動画からどうぞ(↓に貼ってあります)

ファンタスティック・フォーは、伸縮自在の天才科学者ミスターファンタスティックことリード・リチャーズ、
光を操ることで透明化やエネルギーをぶつけたりできるリードの妻であるインヴィジブルウーマンことスーザン・ストーム、
スーザンの弟で炎を操るヒューマントーチことジョニー・ストーム、
リードの友人で肌が岩で出来た怪力男のザ・シングことベン・グリム
・・・から成る冒険者スーパーヒーローチーム。

このファンタスティック・フォー、この作品で4度目の映画化であり(一般未公開のロジャーコーマン監督の映画版を含めると5回目)、
原作は1961年デビューで60年以上連載が続いている超人気作。
この映画の前日譚もコミックになったそうです。

本作は様々なマーベル映画が世界観を共有している
マーベル・シネマティック・ユニバース(通称:MCU)
・・・の本編(Earth-199999(映画内ではEarth-616となってるそうですが))とは別の世界である
1965年のEarth-828が舞台の物語。

Threadsのマーベル公式アカウントより


1960年代がその当時のデザイン美学を維持したまま現代と同等かもしくはそれ以上に技術が発展していたらといった、レトロフューチャー感あふれる世界観になっています。

(・・・こういった雰囲気、巷ではアトミックパンクって呼ばれてるそうな ボソッ)


さて、話を本筋に戻しましょう。


この映画では、インヴィジブルウーマンことスーザンが妊娠し、子供がそのうち生まれるよ!ってところから物語が始まります。

ところでファンタスティック・フォーというチームは宇宙空間で特殊な宇宙放射線を浴びたせいで超能力を発現したことになっています。

そんな天才的な頭脳を持ち、物凄い超能力を持つ二人のお子さんですから、とてつもないスーパーパワーを持った赤ちゃんが生まれてくるに違いない。

そんな中、突如空から落ちてくるなにかが現れ始め、全身銀色でサーフボードに乗った空飛ぶ女性が姿を現します。地球の終りを告げに・・・

銀色の女性「シルバーサーファー」が言うには、どうやら遠い銀河に「ギャラクタス」という名の巨人がいるらしく、そいつは訪れる惑星を次々と食しているそうで、今回選ばれたのが地球であると言うのです。

やってくる地球滅亡の危機、そしてもし地球を見逃して欲しければ、絶大なスーパーパワーを持っているであろう、リードとスーザンの子供を差し出せとの言葉が放たれるのでした・・・。

というお話です。

レトロな世界を舞台に繰り広げられる、家族の未来と地球の存亡を掛けた戦いが幕を開けるこの映画、世界観もそうですが、なにより原作譲りのキャラクターの魅力が存分に描かれています。

特に主人公である(この映画はファンタスティック・フォー全員が主人公な訳ですが)
ペドロ・パスカル演ずるミスターファンタスティックことリード・リチャーズ。
彼は超天才ですが要所要所で弱点があり、車の免許に落ちたり料理が出来なかったりと意外な一面がベンの口から語られ、
なんかそれがキュートに見えたりします。
また、天才過ぎる故に問題を解決するために導き出された決断が手段を選ばない結果を実行することに繋がり(まぁ状況ということもあるのですが)、
その時折垣間見える冷徹さのせいで仲間と衝突してしまうということがあったりします。
数歩間違えればヴィランになってしまうことの多いマーベル世界において、彼をヒーローたらしめているのはやはり仲間との・・・家族との絆。
科学者として、父として、ファンタスティック・フォーの一員としての戦いが注目ポイントの一つではないでしょうか。

あと圧倒的カリスマ性とリーダー格、母の強さを感じさせるスーザンことインヴィジブルウーマン。
ネタバレになっちゃうのであまり言えませんが、彼女が群衆に訴えかけるスピーチや、強大な敵を相手に、守る者の為に戦う姿は、
マジで美しい。

ヒューマントーチことジョニーは物凄い重要な役割を果たしたり、

ザ・シングことベンは登場しているシーンの大概が素の人の良さが感じられてホント好き。
クッキー買って帰ってくる辺りのシーンとか特にハオ。

あとサポートロボットのハービー。顔がテープレコーダーになってる癒し枠なんですが、
なんといってもジョニーとの絡みが特にいい。なにかお手伝いしてくれる度頭をトントンしてますから、
そういうシーンでジョニーとハービー好きになっちゃうんですよ!!

総じてキャラクターが魅力的。シルバーサーファーもいいですよ!(ネタバレになっちゃうからあまり言えないけど、ジョニーとの絡みがね!)

嚙めば嚙むほど味がするこの映画、

みんな見よう、

マジで!!!!


---映画の外も含めた感想について---

この作品、前述の通り舞台が1965年で、この映画の原作に当たる話も1965年~1966年辺りに描かれました。
つまり原作のスタン・リー氏とジャック・カービー氏のコンビで描かれた世界を、オシャレなアトミックパンクSF的に再現した作品となります。

映画の最後にキャラクターの創造者であるジャックカービー氏の言葉が記されているのは、ファンの方はきっと感動します。マジで。

映画公開当時はファンタスティック・フォーの最初のアニメ化作品を日本で子供向けに面白おかしく吹き替えした
「宇宙忍者ゴームズ」という作品がネットミームとして流行ったり
(ミスターファンタスティックはシャーロック・ホームズみたいに頭が良くてゴムみたいに伸びるからって理由でゴームズって名前になってる。なんじゃそれ!
あと宇宙忍者ってのは前番組の名前が宇宙怪人ゴーストってやつだったのでその影響からだそうな)、
とにかくツッコミどころが多く、アメリカのチャージマン研なんて呼ばれてますw

今度のアベンジャーズでロバートダウニージュニアが演じるドクタードゥームは悪魔博士という名前になってしまっている。
しかもなぜか名古屋弁で話す。
気になった人はネットで調べてみてください

また映画本編にも宇宙忍者ゴームズ(※昔のハンナバーベラが作ったファンタスティック・フォーのアニメ的なという意味)っぽい映像が出てくるので最高です。
こういった過去作へのリスペクトいいよね!


あとファンタスティック・フォーって発売されてる翻訳アメコミが少なくて、映画が公開されたことによって何冊か発売されたので、
在庫あるうちに買わないといけないなぁと思ってます。買いたい。

僕が持ってるファンタスティック・フォー
(小学館プロダクションのヒーローズリボーン1巻より)
今や他社の偉い人になったジム・リーさんとそのプロダクションによるリメイク版
ワイルドストーム版ファンタスティック・フォーといっても過言ではない。
こちらもクール


そのうちファンタスティック・フォーの翻訳アメコミを僕が知ってるだけブログにまとめるかもしれません。

やっぱりこのEarth-828、舞台が1960年代となっているので、同じ時代に生まれたアイアンマンやスパイダーマンのアトミックパンクバージョンを見てみたいと思いつつも、
この「ファンタスティック・フォーだけが活躍している世界」として完結している美しさがあるわけです。
そこまで色んな要素で引き込まれるこの「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」という作品、
本当に魅力的な映画です。

この作品だけでも見やすいというのも強いし、今後のキャラクターのスクリーンでの活躍もとにかく楽しみ。アベンジャーズに出るからね。

なので皆さん、この映画を見れる環境であれば是非鑑賞いただきたい!!

以上ジロー・アラードでした。

ではでは、さよ~なら~



<おまけ>

本作品の地球の番号「Earth-828」は、原作者のジャックカービー氏の誕生日、1917年8月28日から来ているんだそうな。めっちゃエモい。

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